肥厚爪(ひこうつめ)とは?
爪が分厚くなった状態のことです。
長期間にわたって爪に圧力が加わることで起こり、足の爪で多く見られます。
肥厚爪(ひこうつめ)は、爪が割れやすかったり、厚くなった爪の中が空洞になり剥がれやすくなります。
重症化すると靴を履くたびに痛み、歩行や外出が困難になります。
また、健康な爪とは見た目がかなり違うので、他の人に見られるのを恐れて内向的になってしまうなど
心にも影響することがあります。
肥厚爪になる原因を4つに分けてご紹介
1. 靴が合わない
主な原因としては、足の形に合っていない靴が挙げられます。
自分の足の形に合っていない、もしくはサイズの合わない靴を履き続けることにより起こります。
ハイヒールなどの窮屈な靴を履いている女性に多く、靴の圧迫により爪が伸びにくくなると、
厚く硬くなっていきます。爪先への物理的な負担が続くことが原因なので、妊娠による体重増加も原因となります。
2. 加齢
老化とともに爪は乾燥しやすく、固くなり厚さが出てきます。肥厚爪は70代や80代など高齢者に多いのが特徴です。
3. 深爪
深爪は小さい頃からの習慣となっている場合が多く、深爪を続けると指先が地面から受ける圧力によって徐々に盛り上がり、爪の成長が妨害されて爪の下に新たな爪が生まれ、層状に厚くなることがあります。
4. 爪のケア不足
爪を清潔にしていなかったり、爪切りの回数が少ない場合にも起こります。爪と皮膚の間に角質（老廃物）が溜まってしまい、そこに水虫などが発生し、詰まって厚くなることがあります。
肥厚爪(ひこうつめ)ケア
当店ではフットケア専用マシンを使用しております。
専用マシンで丁寧に削り、さらに適切な形に爪を整えます。熱さも痛みも感じることなく、一度で目に見える効果が得られるのが特徴です。
施術後 ※爪の状態により個人差はあります。
施術後は爪が半分くらいのサイズになります。
正常に伸びていくように、期間を開け数回に分けて定期的なケアを行うことできれいな爪に生まれ変わります。
セルフケアと注意点
肥厚爪への対処法はシンプルに「削る」ということです。多少の厚みであればセルフケア（爪切り・ヤスリ）で対処できます。爪と皮膚の間に角質（老廃物）が溜まらないよう入浴時に足を洗いながら削りましょう。
ただし、肥厚爪は悪化するほどセルフケアが困難になっていきます。
一般的に家庭に置いてある爪切りやヤスリで対処ができなくなってくると厚くなった爪を放置するようになり、さらに爪が厚くなり変色するという悪循環に陥るケースが多くみられます。セルフケアが困難になってしまったら、当店にお任せください。